作品集

ここでは、「電球食人びゃッこパス」ではなく、「ビヤッコバースのキャラクターたちが作ったもの」のリストを紹介します。
(随時追加予定)

ビャッコパシティ

パシンの作品「幻画人形」

パシンが特殊なキャンバスとパンを使って描いた絵を実体化させたもの。
美術館の外の売店やスーパーなどでバイトをさせており、そこで稼いだ金がパシンの収入・美術館の運営費となっている。
生物ではないので食事や休息の必要もなく、パシンのインクの能力が続く限りは動き続けられる。

「スタンチュー」(statue&人(んちゅ))という名前候補もあった。

アグリンブス

手足のない人形。
包帯のような装飾と赤いマダラ模様の服を着ている。
「髪脚(はっきゃく)」という黒いツインテールのような器官を脚のように使って歩いたり、手のように伸ばして物を掴んだりする。
鳴き笛のような声を出し、赤ん坊のように振る舞うが、実際は「幼児退行をしているひと」である。
まれに手足をつけて出歩くこともあり、四肢が揃っている時は流暢に喋ることがある。
好物のチョコチップクッキーを食べながらグロテスクな映画を観るのが趣味。

⚫︎名前の由来:aggregation+limbs

クタ・バッテーラ

アグリンブスのためのおもちゃとして作ったラグドール。
死体のように動かないが、かわりにとても丈夫に作られており、どんなに乱暴に扱われても死ぬことはない。
関節が取れるようになっており、アグリンブスはこれを外して遊んだり、振り回したり叩きつけたりして遊んでいる。
近くで耳を澄ますと呼吸をしている音が聞こえる。

⚫︎名前の由来:「くたばる」+バッテラ

アイス・クリン

パシンがパシアン人をデザインするアイデア元となった、異世界のバイオロイドの外見を思い出して描いたもの。
アグリンブスと同じパシンの作品であり、本物のパシアン人ではないため壺は持たず、パシンが描き直す度に外見が変わる。
アイスクリームの路上販売をおこなっている。
⚫︎名前の由来:アイスクリン

ミゾレ・ミウ

パシンが昔作った4本腕の妖怪少女。

⚫︎名前の由来:ミゾレウミウシ

カバネ・ナガミ

パシンが昔作ったゾンビ少女。

⚫︎名前の由来:「屍→鹿羽」+「ゾンビ→存美」

ダイナゴン

爆発狂。

⚫︎名前の由来:大納言+ボンバー

マデンスの発明品

白いアメーバ

パシアン人の体のもととなったアメーバ。
人間の体と記憶を食べてそっくりそのまま引き継ぎ、スワンプマンのような概念の存在となる。

パシアン人

マデンスの体組織から作ったアメーバが、人の体を乗っ取り、記憶や人格をそっくりそのままコピーしてまるっと入れ替わったスワンプマン。

AI・Chronicle

マデンスがパシアン人になる前に組んだ人工知能プログラム。
作ってからしばらくは放置していたが、パシンがチャット機能を気に入って会話をしていくうちにパシンの性格を学習した画像人格が掲載されていた。
後のビャッコパシティを管理するマザーAIや、こみやにくるなどの人格演算プログラムの元となった。

ビャッコパシティ

成長する岩にケイ素を与えて巨大化させた空間を地盤にした小さな街ほどのサイズの世界。

デンキウソウ

中央に電球のように光る実がなる白い花。
パシアン人はこの実を食べることができる。

浮遊フレーム自転車

スポークがなくフレームが浮遊した自転車。
軽い力で上り坂も楽に進める。

フレッシュアイドル・こみやにくるのリリース曲

「恋はサイコロステーキ」

にくるのデビューシングル。
MVの歌い終わり後、逆光で暗くなるにくるのシルエットの背後に格子状の光が現れる。

「 ニクル・ド・ジュナン」シリーズ

「夢のような日々」

「ニクル・ド・ジュナン」シリーズ第一作。
ビャッコパシティに迷い込んだ記憶喪失の少女が、夢とは思えないほどにリアルな惨死をする夢を何度も見ながら、迷い込んだ世界の真実を知る物語。

「恐怖!人喰いメンバイの館」

古い洋館に迷い込んで出られなくなったにくるが、そこに住まう人喰いのオオメンバイから逃げながら、館からの脱出を試みるという内容。

「ポケットトッシュの逆襲」

大切な茶器を割った犯人がにくるだと思い込んだポケットトッシュたちが、数の力でにくるの命を狙うという内容。
にくるがコメンバイたちと協力してポケットトッシュの軍団と戦うシーンが評判を呼んだ。

キメラビのリリース曲

「ベテラン新人BBAイドル」の看板を掲げて活動するキメラビの曲。

「迂回」

我が子を想う母親の怨念めいた愛の唄。

フィリア・クルス

蜂龍様のおことば

パシココは日常生活や仕事中に発したなかで、自分が気に入った言葉をメモしている。
蜂龍神教信者の琴線に触れたものは書籍化され、組織の収益などになる。
胡散臭い自己啓発本だが、これを買い求める層が一定数いる。

「厳しさとは贅肉である」

完璧主義と不寛容の思考は、自己に対する甘えであり、失敗を許容しない社会は挑戦と成長の損失を続ける悪循環の原因であるとし、それを「心の贅肉」として、動けなくなる前に自分を律して落とし続けなくてはならないという考え方。

「空を浴び、風を吸い、地を踏みしめよ」

努力せず受けられる恩恵を、能動的に意識せよという教え。

フィリア・クルスのプロパガンダメディア

蜂龍神紙

フィリア・クルスや蜂龍神教の活動が書かれた雑誌。
多くの人が抱く普遍的な悩みについてパシココが語る特集や、蜂龍神教を賛美する漫画大賞コーナーを設けたりと、読者を信者として引き込むためのあらゆる手段が詰め込まれている。
3ヶ月購読すると蜂龍神教入信の資格が得られる。

ツツイさんのみんなといっしょ

フィリア・クルスが乗っ取った放送局で長時間放送される、量産型人造人間ツツイ・クララがメインパーソナリティーの教育番組。
幼児向けのような雰囲気のある番組構成だが、サキュビズム(サキュバス的思想)が色濃く反映されており、通常の義務教育レベルの教養の他に、サキュビズムに有利な哲学や性教育、蜂龍神教の教えなどの内容を混ぜ込み、視聴者をフィリア・クルスの支持者へと引きずり込む。