マデンス
「きたきた、これがサンマーメンか」
パシン
「さっきの喫茶店に行くか迷ったけど、せっかく横浜に来たんだから、横浜名物を食べさせたいなって」
マデンス
「ここ前にも来たことあるの?」
パシン
「一回だけね。ココちゃんに教えてもらったんだ」
マデンス
「パシココのお気に入りの店なんだ」
パシン
「いや、ワタシを連れて行った時が初めてだったみたい」
マデンス
「はぁ…?なにそれ、元々評判が気になってたとかなの?」
パシン
「や、あの時の雰囲気からして、たぶん行き当たりばったりで決めたんじゃないかな……いい店があるんですよ〜とか言ってたんだけどね」
マデンス
「…そういうとこあるよなーあの人……今日は来ないの?」
パシン
「今日は都合がつかなかったみたい」
マデンス
「横浜に行けばどこからでもやってくる人のイメージなのにね」
パシン
「そういう日もあるね。今日はマデンスと2人きりだ」
パシン
「まさかこんなところで出会うとは!」
マデンス
「前にパシンがバズってたヤツだ」
パシン
「でもネタ抜きに普通においしいんだよねコレ」
マデンス
「手冷たくならない?」
パシン
「なる」
マデンス
「なるんだ」
パシン
「なる」